青森県のシロアリ駆除・予防
青森県の市区町村ごとに、シロアリ被害の傾向・料金相場・点検すべき場所・相談先をまとめています。 お住まいの地域を選んでください。現地調査・見積もりは原則無料です。
青森県のシロアリ事情
積雪の多い地域では、雪が土壌の凍結を防ぐ方向に働きます。森林総合研究所は、北海道名寄市でヤマトシロアリが越冬できる理由として根雪の断熱効果を挙げています。加えて、融雪の時期に基礎の外周が長く湿ること、雪囲いや寄せた雪で壁ぎわが乾きにくくなることも、点検のときに見ておきたい条件です。
青森県で問題になるのはヤマトシロアリです。日本しろあり対策協会が示すイエシロアリの分布は「神奈川県以西の海岸線に沿った温暖な地域と千葉県の一部」で、青森県は含まれません。ただし森林総合研究所は、従来は防蟻処理が不要と考えられてきた北海道・青森でも生息と被害が認められ、処理が必要な地域が拡大していると報告しています。青森県は、この「寒冷地でも必要」という指摘に名指しで挙げられている県です。
国土交通省の実態調査(2013年)は、住宅品質確保法の劣化対策等級で北海道・北東北のシロアリ地盤対策が免除されている点を、被害報告があるとして再検討すべきだと提言しています。また基礎断熱工法の住宅は非断熱の基礎のほぼ倍の割合で蟻害が発生するとされ、寒冷地では築年数が浅くても油断できません。
床下で確認すべき場所は 自分でできる対策 にまとめています。 出典: 日本しろあり対策協会「建築物を加害するシロアリの種類と分布」 / 森林総合研究所 研究成果選集2016「シロアリの分布北限」 / 国土交通省補助事業「シロアリ被害実態調査報告書」(2013年)
青森県で羽アリが飛ぶ時期
青森県でヤマトシロアリの羽アリが飛ぶのは5〜6月ごろです。協会は東北・北海道の群飛を6月ごろとしており、実測の群飛報告では東北は5〜6月とされています。雨上がりの晴れた風のある昼間に飛ぶのが特徴です。
時期はいずれも目安で、その年の気温によって前後します。 また、羽アリを見た=必ず自宅に被害がある、ということではありません(近隣から飛んでくることもあります)。 黒っぽい羽アリでもシロアリの場合があるため、羽・触角・胴のくびれで見分けます。 見つけたら数匹を保存し、写真を撮っておくと判別が早くなります。
見分け方は 羽アリの見分け方 にまとめています。 出典: 日本しろあり対策協会「羽アリが飛ぶ時期はいつごろですか?」
費用の目安と、使える制度
シロアリ駆除の料金は1㎡あたり1,320円〜(66㎡以下は一律88,000円という料金体系のサービスもあります)、 坪単価では6,000〜10,000円が全国的な目安です(2026年7月時点)。 工法によって差があり、ベイト工法はバリア工法の1.5〜2倍に加えて継続的な管理費がかかります。
シロアリ駆除そのものを対象にした補助金は、青森県に限らず全国的にほとんどありません。 代わりに、駆除費用と被害箇所の修繕費用は所得税の雑損控除の対象になります (予防費用は対象外)。詳しくは 駆除費用と税金 をご覧ください。
「点検に来ました」という訪問にご注意ください
シロアリは、訪問販売の口実として公的機関の説明にも名指しで挙げられている分野です。 北海道警察は点検商法を「『床下が湿気でひどい』『シロアリの被害がある』 『このままでは、家がつぶれる』などと言って不安をあおり、高額な工事契約を締結させる商法」と 説明しています。突然訪ねてきた業者に、その場で床下を点検させないでください。
困ったときは消費者ホットライン「188」(お住まいの消費生活センターにつながります)へ。 手口と断り方は 点検商法の見分け方 にまとめています。
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